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「インド体験・感想」宮浦 佐和子 | |||||||||
| 初めて日本を出て、偶然なのか必然なのか、たくさんの出会いや発見を手に入れたインド。何よりも強く感じたのは「生きていく」という事の重さ。一人一人の存在の重さ。 最初は街の騒々しさや乱雑さばかりが飛び込んできたし、何もかもが初めてで感じている事に気づいていなかったように思う。道路なんて車以外にバイク、人、牛、猪、犬・・・。 街の印象としてすごく残っているのは、音と笑顔。インドの人は普段がしかめ面に見えるからか、笑顔が印象的だった。気が遠くなるような騒音と、写真集の1ページのような笑顔の映像が頭から離れなかった。そんな風景も含め、滞在している間ずっと出会いというものを考えていた。ほぼ毎日行ったワイワムの人々、ハンセン病の村の人々はもちろん、すれ違っただけの人々との出会いも大切にしたいと思った。出会いによって与えられるもの、そして自分が与える事が出来るもの全てに感謝したいと思えるようになった。 出会いの中で一番大きかったのはハンセン病の村で感じた、生きる強さ。彼らの目と笑顔のもつ強さは辛さより幸せが溢れているようだった。もし自分が今、あの状況におかれて、幸せって思えるかって言ったら思えない。でも彼らは彼らの幸せのおかげで生きているのだろう。国が発展しているとか、していないとかじゃなくて、強さを持つ幸せがあるのを実感した。 日本にいて募金とかしても何の実感もなかった。実際に貧しい国や不自由な人々を目の当たりにして、何をしたら良いかわからなくなるのが現実だった。自分は今、何をしたら良いだろう、何も出来てないじゃないか。ずっとそんなことばかりを考えていた。でもインドで出会った人々を見ていて思ったのは、いま自分が出来ること、やるべきことに一生懸命になることが何より大切で当たり前だという事。 チームの出会いも大きかった。もし私が一人でインドに行っていたら気づけなかったこと、気づいてもはっきり見出せなかったことをたくさん明確にしてもらえた。自分の思いを表現する事を苦手としてきたけれど、今回は表現する機会をつくってもらえた事によって自分を見つめ直せたと思う。自分がノンクリスチャンだという事は常に頭にあって、祈る時や祈りを感謝された時なんかは少し後ろめたい気持ちにもなったりもした。でも今思うのは、この出会いは絶対忘れないし、この経験をすごく感謝するということ。 生きていく、という強さは「死」を近くに感じて初めて実感できるのだと思った。日本にいる今の自分は死を近くに感じながら生活する事は出来にくいけれど、「生きていく」というのが当たり前だという前に、どれ程強いものかを常に感じることはできる。これを一生の自分のテーマにしたい。 |
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「インドアウトリーチ」 入路 悟 |
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| 最近NEWS・WEEKを買った。ほとんど雑誌は買わないけど、インド特集をしていたのでついつい買ってしまった。そのタイトルは「動き出す巨象経済」だった。心の中で、タイトルがなんだか無理やりだな、と思い、また俺は象をほとんど見なかったぞ、とつぶやきながら、その雑誌を買った。今、中国に次いでインドの経済発展が非常に目ざましい。最近、ニュースでもインドの経済成長ぶりが話題になっている。 2050年には、アメリカ、中国と方をならべる経済大国になるらしく、ついに「象が目覚めた」らしいです。 しかし、この驚異的な経済成長が、インドにいるクリスチャンの信仰の妨げにならないだろうかと、一抹の不安を覚えた。 日本のようにならないで欲しい。なんだかそのように思ってしまった。 物質的に貧しく、霊的に豊かな国。インド。 インドのクリスチャンの方々は、本当にやさしく、思いやりがあり、素晴らしい信仰を持って私達に接してくれた。 しかし、そのインドが物質的に豊かになったら、霊的な豊かさ、心の豊かさを維持できるだろうか?正直、不安。 インドの印象は?と聞かれると。汚い、不潔、最悪。と、ついつい言ってしまうけど、同時に、純粋でやさしく、力強い信仰のある場所だと確信を持っていうことができる。 貧しさの中にあるからこそ、本当に素晴らしいものが見えてくる。 汚い中にいるからこそ、本当に綺麗なものが見えてくる。 また経済的にも、環境的にも、霊的にも大変な場所にいるからこそ、自分の愚かさや罪深さがはっきりしてイエスさまが必要となってくる。 インドは、私にとって信仰の再点検の場所でした。 しかし、そのインドが、今すぐではなくても、数十年後、私の知っているインドではなくなるかもしれないなと感じた。 何も具体的な援助は出来ないけれども、祈りで継続的にサポートしてゆきたいと、改めて思わされています。 また、インド人の素晴らしい祈りの友、信仰の友が与えられたことは本当に感謝です。 |
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